オルアージュ スタッフブログ


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カテゴリ:T-Onodera( 17 )

続お遍路の旅日記 高知横断編6(最終日)

お遍路の旅高知編もとうとう6日目を迎えました。

残すお寺は2つ、まずは足摺岬の金剛福寺に行くのですが、ここからは約50キロ先で交通手段はバスしかありません。今いる中村駅前から高知西南バスに乗り終点の足摺岬を目指します。

10時14分の路線バス(2時間に1本)に乗り出発。

乗客5名を乗せたバスはすぐそばを流れる四万十川に沿ってしばらく進んで行きます。

山間の道を進むバスは30分ほどで山から海へと景観が変わってきました。

1時間ほどで土佐清水市に入り、その中心部のバス停で停まったら沢山の御老人が乗り込んできて車内は賑やかに。どうやら各集落から買い物に来た方々の足になっているようです。
御老人方で満席近くになったバスは賑々しく進んで行きます。

が、ここでローカルルール発動。
あるバス停を過ぎたら車内から
「そのカーブのところで降ります。そこ、そこ」と声が…
バスは言われた所で停まり、お婆さんが降りて行きました。

この後も同じような光景が見られたので、ここの地域では当たり前なのでしょう。微笑ましいこと。

地元の方々も降りて残った乗客は3名、バスは海岸線に沿って進むのですが右側に海を見ながらなのでここで疑問が。中村からは岬の東側を下って来るのかと思ったら、土佐清水で西側に抜けて来るルートだったようです。なるほど、と理解はできましたが なぜ?

出発から2時間(片道1900円)で終点の足摺岬まで来ました。
バス停の直ぐ脇が寺門なので苦もなく到着です。
門前には数件のお土産物屋さんが並び、40〜50年前はお嬢さんだった方々が売り込みの声を上げていました。こちらはお遍路が目的なので買わずに早速お寺へ。38番札所の金剛福寺です。

足摺岬は高知県の南の発端、東の発端の室戸岬から5日かけてここまで来ました。
列車やバスは使いましたが感無量。

帰りのバスは1時間後、また中村に戻りますが2時間かかるので先ほど売り込みしていたお店で食事をすることに。

一番静かそうなお店を選びますがお客は私1人でした。


足摺岬からの風景。(飽きるほど今回の旅で目にした光景です)
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出発点の中村駅に3時に到着。
ここから高知最後の札所、39番の延光寺を目指します。

土佐くろしお鉄道の宿毛線で平田という駅まで行き徒歩20分。なんとか4時半にお寺に着くことができ無事に納経も終え、この旅のお礼をして高知の区切打ちが終わりました。
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延光寺

今夜は宿毛(すくも)という愛媛との県境の町に宿をとりました。
高知の端っこなので田舎と思っていたら大間違い。駅前には量販店などがある割りと開けた町でした。

宿は、まなべ旅館という、こじんまりとしたとてもキレイなところ。今夜はこちらに泊まり明日東京へ帰ります。
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総括

今回は高知県の区切り打ちでしたが、遍路の言葉で高知の巡礼を「修行の道場」といいます。
細かな解釈は人それぞれあると思いますが、皆さんが概ね感じることは、とにかく長い、だと思います。

高知県内の札所は16箇所で、移動距離は約380キロ。
単純に割ると札所間が25キロ弱。完全歩き遍路だと1日で2箇所まわれるかどうかです。
札所間80キロで丸2日歩きっぱなしの区間もありますし。

これは相当キツイです。

移動距離が長くても多くのお寺をまわれたら達成感もありますが、どんなにがんばっても辿り着けない日があるのは堪らなくもどかしい。
修行の道場とは、こうこういうジレンマにも負けずに耐えることを意味するのではないでしょうか。

私は6日間で100キロ位しか歩きませんでしたが、完全歩き遍路の辛さは想像できます。
でも、やっとの思いで辿り着けた時ってとても清しいんですよね。
報われという思い、この満足感もとてもよくわかります。

私のお遍路の意義は、これを通して得たさまざまな体験を経験として積み重ね、人としての厚みを増すことでした。
少なからず東京では得られないことを得られたと思うので、この経験がこれからの人生にどのような影響を与えてくれるのか、
自分のことながらとても楽しみです。

今回の旅ではいろいろな方と出会えました。でもその方たちとはもうお会いすることはないでしょう。
出会えたこと、同じ目的を持つ者として共に歩めたことに感謝します。
皆さんのご健康と結願を心より願っております。

それでは今回のお遍路の旅を終わりにさせていただきます。
長らくのお付き合いありがとうございました。



【24 室戸山 最御崎寺(東寺)】 高知県室戸市
【25 宝珠山 津照寺(津寺)】 高知県室戸市
【26 竜頭山 金剛頂寺(西寺)】 高知県室戸市
【27 竹林山 神峯寺】 高知県安芸郡安田町
【28 法界山 大日寺】 高知県香南市
【29 摩尼山 国分寺】 高知県南国市
【30 百々山 善楽寺】 高知県高知市
【31 五台山 竹林寺】 高知県高知市
【32 八葉山 禅師峰寺】 高知県南国市
【33 高福山 雪蹊寺】 高知県高知市
【34 本尾山 種間寺】 高知県高知市
【35 醫王山 清瀧寺】 高知県土佐市
【36 独鈷山 青龍寺】 高知県土佐市
【37 藤井山 岩本寺】 高知県高岡郡四万十町
【38 蹉跎山 金剛福寺】 高知県土佐清水市
【39 赤亀山 延光寺】 高知県宿毛市

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by oluage_blog | 2011-10-25 17:20 | T-Onodera

続お遍路の旅日記 高知横断編5

お遍路の旅も終盤を迎え高知県内のお寺は残すところ3箇所になりました。ここからはそれぞれの距離間が長いエリアになるので、鉄道やバスを使った移動となります。
でもその前に、ここから約20キロ先の鉄道のある町まで出なくてはなりません。
この区間は歩きと決めていたので5日目はこのロングウォーキングから始まります。目標時間を4時間と定めて9時に出発。

昨夜の宿は国民宿泊土佐、とても静かで思った以上にきれいな宿でした。
素泊まり5000円は妥当か?と最初は思いましたが、まぁ妥当でしょう。
宿は横波スカイラインにつながる山上にあるので、ここからひたすら西を目指します。

スカイラインですのでキチンと整備された舗装路です。足のマメは気になるほどではなく、アップダウンが激しくても結構良いペースで歩けました。
標高110mほどの場所を左手に太平洋を望みながら歩くのですが、同じような景色の中をひたすら歩きます。
ただ、かなり単調になるので常に時間を計りながらペースを崩さないように気をつけます。

1時間ほど歩くとこの看板が…野球で有名な明徳義塾学校ってこんな山奥に有ったとは初めて知りました。
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まだまだスカイラインは続きます。
時間経過も気になりますがとにかく歩く。
ただ一心に一歩一歩を踏みしめながらひたすら歩きます。

宿を出て2時間半ほど歩いたら、なだらかな下りが始まりました。右手に見える木々の合間から見える街並みが先ほどよりかなり近くに見えてきたので、スカイラインも終わりが近いことがわかります。

ほどなく平地になり風景が変わり、浦ノ湾の浜辺に沿ってしばらく歩きます。宿から約13キロ地点に到達。ここまで約3時間弱、かなり良いペースで来られました。
ここは青龍寺から来る別の遍路道との合流点で、ここからは道なりにずっと進んで行けば目的のおおま駅に着きます。このペースは予定の列車にギリギリ間に合うかという感じです。

別ルートで来た自転車お遍路さんが追い越しざまにベルを鳴らして挨拶してくれたりして、気持ちも暖かくなりながら歩いていきます。
ただここからの道もかなり単調で、なかなか先が見えない不安を感じた始めた頃、お遍路休憩所の看板を発見。ここから1キロ先にあるらしいのでそれを見落とさないように歩きます。

ほどなくして、それらしき小屋を発見。
どうやら男性が休んでいるようだったので挨拶しようとしたら、なんと外人さん。
挨拶だけではどうかと思い、小屋に入ってみました。

つたない英語で聞くと、スイスから来て1人でお遍路しているとのこと。日本語がまったく出来ないらしいのですが、日本人は親切で助けてくれるから大丈夫と言っていました。(それぐらいは分かる)とてもお遍路を楽しんでいるようでした。

こちらも英語は全くなのですが、知っている単語を捻りだしながらの会話。
まぁ大体のことは通じたのでよかったですが、こういう時って必ず過去の不勉強を反省します。
10分ほど話しをしていたのですが、私は目的の列車があるのでここまで。
旅の幸運を祈り握手で彼と別れました。名前も聞かなかったしこちらも言わなかったけど、やはこれも一期一会、でしょう。

歩きを再開したのですが、先ほどの件を思いながら歩いていたら、目印を見失ってしまいました。
ここで初めて地図を開き場所の確認。
目的地より弱冠ズレていましたが目的の手前の駅がすぐ近くだったのでひと安心。

時刻は1時20分。乗りたかった列車を逃してしまいましたが40分待てば次のに乗れるのでまぁ良しとします。
それよりも貴重な触れ合いができたことが良かったので、改めてこの旅の意義を実感しました。

1時59分。おおのごう駅から37番札所の岩本寺がある窪川へ向います。途中で列車の切り離しや特急の連絡などがあって3時20分に窪川駅に到着。
お寺は駅からすぐの所だったためあっと言う間に納経を終えられました。

ここまで食事をとっていなかったので、時間があれば食事をしようと思いお店を探しますがなかなかありません。
今夜の宿はここよりもっと西の四万十市の中村という所。次の札所の足摺岬にバスで行くことができ、高知最後の札所の延光手にも足を延ばせる。さらに、東京への帰路を松山発か高知発かの選択もできる便利な所だったので決めました。

中村に行く列車まで1時間余り待たねばなりませんが、この旅を通して得たことのひとつに、待ち時間が気にならなくなったというのがあります。気持ちに余裕が出来たからでしょうか。

食事は中村ですることを決めて窪川を後にします。
窪川駅舎
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こういう標識見ると改めて西へ来たことがわかります。
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4時59分に中村に行く特急列車があったのでそれ乗り30分ほどで到着。
駅前のビジネスホテルにチェックインをしてやっと本日終了です。

明日は朝から大移動で、ほとんどの時間をバスや列車乗っていることになります。
時間が合えば夜のバスで帰れるかもしれません。
ただこれは状況次第となるのでどうなるか、最後まで気は抜けません。
あせらず、しっかりと締めくくりたいと思います。


補足
今日の歩きで受けたダメージが思った以上に酷く、明日は歩きは無理そうです。
情けない。
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by oluage_blog | 2011-10-24 13:43 | T-Onodera

続お遍路の旅日記 高知横断編4

4日目を迎えました。

今朝は快晴、気持ちの良い朝です。
7時半に朝食の予約をしていたので食堂で頂きます。
昨夜一緒だったお遍路さんは先に発ったようで客は私一人でしたが、給仕してくれた宿の女将さんとマンツーマンでの食事となりました。

なんでも、震災以後お客さんがかなり減ったとのこと、そういえば以前お会いしたお遍路さんも言ってましたね。

この宿は32番善師峰寺から来ると浦戸湾を越える手前にある立地の良い場所で、
1泊2食付4725円ととてもリーズナブルな宿です。

海老庄旅館
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泊まった部屋は4畳半(トイレ風呂別)
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妙に居心地が良かったですね。

8時半、宿を後にお遍路開始。

今日は35キロ離れた青龍寺まで行く予定なのでロスは無くしたかったのですが、せっかくここまで来たのと、女将さんの勧めで桂浜へ寄り道をしました。
遍路道からはそれほど外れないし、出発後すぐで身体も楽だったので記念に行ってきました。

観光ではないのでゆっくりはしていられませんが、とりあえず「龍馬」の気持ちなり
心の中で、日本の夜明けぜよ、と叫んでおきました。(意味不明)

気を取り直しお遍路に戻りますがコースを外れたことで目印を見失ってしまい、遠回りをして33番札所の雪蹊寺に到着。

予定より1時間遅れてしまいました。
これからペースを上げていきます。

34番札所の種間寺までは約6キロで1時間半ほどの歩きとなります。
それほど複雑な道ではなく、平地をずっと歩くことになるのですが、この単調さも実は歩き遍路にはかなりキツイのです。

目標物はこのようなものだけ、ひたすら歩き続けなければなりません。

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この頃から足に痛みが出始めました。

両足の小指にマメができたようです。
歩きの一番の敵はマメです。水ぶくれができたら早く穴を開けて水を出さないとさらに痛みが増します。
この痛みに耐えながら歩くのはペースダウンにもなるのでとても厄介なのです。

3日目まではなんとか持ちましたが限界だったようです。
これからは痛みを感じながらのお遍路になりました。

予定より遅れましたが12時に種間寺に到着。このお寺は弘法大師が中国から持ち帰った五穀の種子を蒔いたということで名前がついたそうで、なるほど周りに田畑が広がる中に佇む、とても存在感のあるお寺でした。

次の札所まで約10キロ、距離も伸びます。

でもまだ予定の半分にも達しません。

不安や弱気にもなるのですが、そういう気持ちを打ち消すには歩き続けるのが一番効果があるのです。

結局、自分の足が結果を出してくれるし、
結果が出れば自信にもなるので。

これは人生にも共通してるのではないでしょうか。

(でも、身体の痛みにはあまり無理しないほうがいいですね。後々残ってしまいますから。)


さて、痛みを感じながらも歩き半分を過ぎると土佐市に入ります。

スーパーや量販店が立ち並ぶ賑やかな街並みで、先ほどの田園風景から一転です。その街を抜けてさらに先、高速道路の高知自動車道の先な目指すお寺の清滝寺があります。

このお寺も山の中腹にある山寺で登りの恐怖が沸き起こりますが、覚悟を決めてアタック。

登りの途中で昨日同宿だった方が降りてきました。
昨日からマメが痛いと言っていたのでかなりのスローベースだったと思われます。

一言二言挨拶を交わしてお別れ。この方とはもうお会いすることはないでしょう。
少し寂しい気持ちもありますが、気持ちを切り替え登っていきます。


やっとの思いで到着。時刻は3時。
今日の予定は終了ですが、取った宿が14キロ先なのでまたペースアップを図ります。

歩いたら3時間弱の距離なのですが、他の交通手段がないか探します。

なんと、この街から次の札所青龍寺に行くバスが出ているではないですか。
宿はそのお寺の山上にある国民宿泊土佐だったのでラッキーです。

そのバス停もすぐに見つかり、次のバスも20分後。
宿で食事がとれるかわからないので買い出しをして時間まで待ちました。

程なくバスに乗り30分でお寺の真下に到着。時刻は4時40分だったので納経にも間に合い一安心。
その足で宿に向いますが、宿は山の頂付近だったのでまた山を登って行きます。

車で来ることが前提なのでしょう。見晴らしの素晴らしい所なのですがとにかく高い。這うようにして辿り着きましたが、汗だくの息ゼェゼェでしばらく建物に入れませんでした。
でも、これでやっと荷物を下ろせます。


明日からはさらに西に向って進んでいきます。

まずは20キロ先のJR土讃線のおおま駅まで歩き、列車で四万十の岩本寺へ、さらにその先まで足を伸ばし明後日に予定している足摺岬の近くまで行きたと思います。
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by oluage_blog | 2011-10-23 20:48 | T-Onodera

続お遍路の旅日記 高知編3

3日目の朝を迎えました。
天気が気になりますがどうやら大きな崩れはなさそうで一安心。前向きに気持ちを切り替えて宿を後にします。

宿の目の前には土佐電鉄後免線の路面電車が走っており、まずはそれに乗って2日のスタートとなります。

高知は路面電車が有名ですよね。
都電以外で初めて乗る路面電車でした。しばらく行ってJR土讃線に乗り換え最寄りの駅へ。

駅舎内で目指す30番札所の善楽寺への行き方を確認、ここからは道なりに進めば15分ほど。

ここはすんなりと済みましたが天気が崩れ始めたようで時々小雨が降ってきます。
一抹の不安を抱えながら来た道を引き返し次の札所を目指します。目指す31番札所の竹林寺は約6キロ先、ここからは歩いていきます。

順調と思われましたが天気はすぐれず、4キロほど歩いた頃からかなり大粒の雨が降り始めて、少し軒先をお借りして雨宿りしながら雨具を着込み先に備えます。

後は2キロほどなので少々の雨なら歩こうと決めて小降りのタイミングで出発。

竹林寺へと続く遍路道(山道)に入る頃にまた大粒の雨が。さらに雨足が強くなりカミナリの音まで…。

雨具を着ていても染み込む雨とビチャビチャになった靴で急いで山を駆け上がります。

とにかく必死に駆け上がり10分ほどで山の上に出れたのですがそこは植物園の中庭でした。

竹林寺のある山には牧野植物園という植物園もあり、遍路道はその中を通過するようにあったのです。植物園の庭に出た後もまたそこから少し歩かねばならないのですが服も濡れたのでしばらくの雨宿り。助かりました。

ますます勢いを増す雨と轟音轟くカミナリのなか、今日の予定を諦めてただ雨足が弱まるまで待っています。

今日は桂浜まで行こうと決めていたのですがこの天気では無理そうなので宿の確保を考えることに。

この辺りには宿はなさそうだったのでしばらく思案です。
来た道を戻り市街に泊まるか、天候の回復を待ち少しでも先に進むかの非常に悩ましい状況。
今日は土曜日でただでさえ宿の確保は難しいだろうし、早く予定を立てないと…焦りもでてきます。が、どこかそういうアクシデントを楽しんでいるような自分。こういう状況も旅の醍醐味でもあるのでしょう。

2時間近く待ったでさょうか、空に晴間が見えてきて雨も小雨に変わりました。
濡れた服も乾いてきたのでバックを背負い出発です。すぐそばにある竹林寺に駆け込み急いで納経を済ませ山を下ります。

完全な晴れではなく時折雨が強くなりますが、これくらいなら歩きに問題なさそうなので次の札所の禅師峰寺を目指すことして歩き始めます。

次の場所は海のそば、。今日最初の善楽寺からは南下してきたのですが、さらに南に行きます。
野を越え川を渡り山(トンネル)をくぐり6キロほど歩くと目指す札所がありました。

ここのお寺も小高い所にあるのですが、見晴らしは良いので天気が良ければ絶景なのでしょう。でも今日は残念です。

山を下りながら気がつきました。
いままで周ったお寺で、山、林、頂、峰などの名がつくお寺は概ね高い所あるのです。

なるほどと自分で勝手に納得。


今日の遍路はお終い。


宿はなんとか確保できたので宿に向かって歩きます。
ここから5キロ先で約1時間ほどかかる所ですが、次の札所に少しでも近づけるので前向きに考えてひたすら歩きます。

太平洋を左側にして西に向かって歩いていると沈む太陽が正面に見えます。あたり前のことですが妙に納得。
体験して認識するということがいかに大切か、改めて感じてしまいました。

この旅が私にどのような体験をさせてくれるのか、ここで得たことが東京に帰り日常に戻ってからどう活きていくのか、非常に楽しみです。

そんなことを考えているうち宿に到着。

奇遇にも竹林寺で挨拶を交わした男性と同宿でした。
今日のお客さんは少ないようで、夕食はその方と二人だけ。

ちょっと気恥ずかしさもありましたが楽しく話しをしながらの食事となりました。

明日もその方と目指す道は同じですが、手段が違うのでもう会うこともないかもしれません。まさに一期一会。
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by oluage_blog | 2011-10-23 17:04 | T-Onodera

続お遍路の旅日記 高知横断編2

高知で2日を迎えました。

昨夜はお寺の宿坊に泊まったので朝は住職の御説法からはじまりです。

難しいことはわかりませんが、なにやら日本の歴史で初めて宇宙論を語ったのは空海だそうです。明けの明星が身体に入りこみ宇宙と一体となるような体験をしたことを「明星来影ス」と表したことが「三教指帰」に記されているとか…タメになりますね。

さぁ2日目の始まり、ですが外は雨。

まだ小雨ですが明日にかけてかなりの雨が降るようで少し憂鬱になります。
でも進まなければなりません。
開き直り雨具を装備して出発。
昨夜一緒だった方々は先に出られたようで、各々の手段で次に向ったようです。

私はバスで次に向うため、まずはお寺から海岸線に出る山道の下り。
湿った足元に注意を払いながら次の札所に向う国道55号に出ます。この道をバスで30キロほど進み次の札所の入口で下車。でもお寺はここから4キロ登った山の上にあります。

このお寺「光峯寺」は標高430mにあり、遍路道は「真っ縦」という勾配45度の急坂の、土佐の難所といわれる所です。

往復で3時間位はかかるらしいのですが次の予定を考えアタック開始。

始めは緩やかな登りなのですが途中から急激な登りへと変わって行きます。
これはとてもキツく、いままでの中で一番辛い山登りとなりましたが1時間半ほどで到着。

まだ上にも展望所があるようですがさすがに無理と諦め下山。
天気は良くありませんでしたが眺めは格別でした。(写真では分かりにくいですが)

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下りは30分ほど、かなりのハイペースでしたが自分の足腰に自信が持てるようになりました。


ここからは電車で次に向います。

直ぐ近くの駅、土佐くろしお鉄道・ごめんなはり線の「唐の浜」駅です。
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のどかな列車で約1時間「のいち」駅に着くと目指す札所は3キロ先。

この頃になるとまた雨が降り始めました。

時間的にはお昼を取りたいのですが、天候を考えるとゆっくりできずコンビニのオニギリ食べながら歩を進めていきます。

この頃になると恥ずかしいとかのてらいは消えて行き、目的優先の行動となってきます。
それだけ没頭していると良い意味で捉え、品性だけは失わず礼節正しくしようと心がけています。


約30分で次のお寺、大日寺に着きました。

雨足が強くなってきたので次の予定を考えます。

宿はここから電車で30分の所、札所は10キロ先で歩くと2時間弱。
どうするか、さっき山登りをした身体はキツイのですがここで負けたくはない。自分の限界を引き上げたいと、気持ちを強く持ち直し次を目指し歩き始めます。

雨も強くなり歩きとしては最悪のコンディションですが、一歩一歩踏みしめて歩いて行きます。ここからは歩道、農道、路地裏と入り組んだ道なのですが、先達の残した目印を頼りに進んでいけば迷うことはありません。改めて偉大な先達に敬意を表したと思いました。


迷うことなく、予定の時間よりやや早く本日最後の札所「国分寺」に到着しました。

これで今日の遍路はお終い。無事に1日が終り宿へと向かいました。


さすがに20キロ以上歩くとあちこち痛みがでてきましたがマメができなかったのが幸いです。足の皮が厚くなったのでしょうか?面の皮が厚いよりはまだいいかな。


明日も天気は悪いようで少し不安ですが、なるようなしかならい。大きく構えて明日を迎えることにします。
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by oluage_blog | 2011-10-23 01:25 | T-Onodera

続 お遍路日記 高知横断編

お久しぶりぶりです。

先月はお遍路の旅の道中記を記しましたが、
今回もまた続きのお遍路の旅に出ましたので(区切り打ちといって、何回かに分けてまわります)
そのことを書いていきたいと思います。


前回は徳島を周っていましたが、
今回は高知から始まりますので、高知横断編として1週間ほど綴ってまいります。

何分駄文ではございますがお付き合いのほどよろしくお願いします。


今回は高知からの始まりなのですがその場所は室戸岬。

高知は東西に長く、札所も主に海岸線に沿ってあるので東から西へ歩き始めたら引き返すことはありません。


室戸に入る経路は限られているのですが、とりあえず順を辿って徳島経由で周ることにしました。
まずは徳島を目指します。

が、ここで最初のトラブル発生。

夜行バスで徳島に行くのですが東名高速が工事のため部分的に渋滞していて予定の時刻に到着出来ませんでした。

そのため、徳島駅で2時間半の電車待ち。

とにかく室戸に行く手段が限られているのでじっと待つしかありませんでした。


9時51分、JR牟岐線のむろと1号で慣れ親しんだ徳島を後に出発。

その後、電車バスを乗り継ぎ11時40分に室戸岬に到着。

最寄りのバス停を降りるとすぐに遍路道に入りますがこれが結構な山登り。
いきなりだったのでかなり疲れてしまいました。


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やっとのことで、24番札所の最御崎寺に到着。
室戸岬の先端です。

眺めは特別なものではなかったですが、室戸という響きが何故か哀愁を感じるのはなぜ?
あぁ室戸…

少しセンチな気持ちになりながら次の札所を目指して山を降りて行きます。
途中の風景、岬から高知の西に向ってです。


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これからは海岸線をたすら西に向かって歩いて行きます。

約6キロ行くと25番札所の津照寺。周りは漁港と商店などがある割りと賑やかな所。
でも本堂まで階段が…

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こんなのばっかりですわ。

ここも滞りなく済ませて本日最後の札所へ向かいます。

26番の金剛頂寺には宿坊があり、ここが今夜の宿でもあります。

ちょうど4時に納経を済ませて宿坊へ。

かなりの広さの宿で通された部屋は離れの奥。部屋も広くわりとキレイでこんな感じ。

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他に5名の方が同宿で食事はみなでテーブルを囲み頂きました。
ボリュームのある美味しいご飯でした。

皆さん年配の方々でそれぞれ理由があってのお遍路だと思いますが、皆明るく笑いながらの食事で、とても楽しい時間となりました。
こうした触れ合いも、旅の醍醐味と実感しました。

私のよう普段こもって仕事をしている身だと余計にそう感じるのかもしれません。


自分の中のまだ実となっていないものや新たな発見ができそうなお遍路の旅。

有意義なものになるようにまた明日からも頑張っていきたいと思います。
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by oluage_blog | 2011-10-20 20:02 | T-Onodera

徳島遍路(第一ステージ)最終日

お遍路第一ステージも最終日となりました。
後は23番の薬王寺を終えれば徳島は終了です。(最後の方にも1箇所ありますが)

宿をチェックアウトしてその足で薬王寺へ。徒歩で5分程なのであっという間に到着。
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旅の終わりと無事に過ごせたことに感謝の気持ちを込めて徳島の23箇所は終わりました。

ここ日和佐は徳島から南へ下り、太平洋に面した所でウミガメで有名らしいです。
駅前には国道55号が通り室戸岬まで80キロほどの所。次の24番札所はその室戸岬にあるので、予定ではもっと南下していくはずだったのですが残念。

日和佐を後に徳島へ、帰りは高知から夜行バスなので時間に限りがあります。

思い返せば1週間前、意気盛んに徳島に入り、なんだかんだでここまで到達。台風や山歩きなどで思いのようにはいきませんでしたが、ケガや事故もなくここまでやってこられたことは本当に良かったです。

次は高知ステージ。出発は室戸岬からとなるのでまたここには戻るでしょう。

徳島に戻りどのルートで高知へ行くか考え、安いバスで行くことに。それでも3500円かかります。
この旅はバスもよく使いましたが、これが結構かかりました。

出発は3時間45分。まだ時間があったので徳島最後の食事をとることに。駅前の三八ラーメン。徳島ラーメン独特の味でしたが結構アッサリで美味しく頂きました。
(写真ありません。)

定刻通りバスは出発。1週間滞在した徳島に別れを告げ高知を目指します。

2時間半程で高知に着き、お土産物買って
腹ごしらえ。バスは駅前発ですが、ここはまた徳島とは趣が異なりとても整然としています。
次のステージは高知なのでまた近いうちにここには来るはずです。

出発の時間が近くなり、この旅の思い出がいろいろと思いがよみがえってきます。

8時ちょうどバスは東京に向け発車です。
ありがとう徳島。また来るよ高知。


【1 竺和山霊山寺】 高野山真言宗 釈迦如来 徳島県鳴門市
【2 日照山極楽寺】 高野山真言宗 阿弥陀如来 徳島県鳴門市
【3 亀光山金泉寺】 高野山真言宗 釈迦如来 徳島県板野郡板野町
【4 黒巖山大日寺】 東寺真言宗 大日如来 徳島県板野郡板野町
【5 無尽山地蔵寺】 真言宗御室派 勝軍地蔵菩薩 徳島県板野郡板野町
【6 温泉山安楽寺】 高野山真言宗 薬師如来 徳島県板野郡上板町
【7 光明山十楽寺】 高野山真言宗 阿弥陀如来 徳島県阿波市
【8 普明山熊谷寺】 高野山真言宗 千手観世音菩薩 徳島県阿波市
【9 正覚山法輪寺】 高野山真言宗 涅槃釈迦如来 徳島県阿波市
【10 得度山切幡寺】 高野山真言宗 千手観世音菩薩 徳島県阿波市
【11 金剛山藤井寺】  臨済宗妙心寺派 薬師如来 徳島県吉野川市
【12 摩盧山焼山寺】 高野山真言宗 虚空蔵菩薩 徳島県名西郡神山町
【13 大栗山大日寺】 真言宗大覚寺派 十一面観世音菩薩 徳島県徳島市
【14 盛寿山常楽寺】 高野山真言宗 弥勒菩薩 徳島県徳島市
【15 薬王山国分寺】 曹洞宗 薬師如来 徳島県徳島市
【16 光耀山観音寺】 高野山真言宗 千手観世音菩薩 徳島県徳島市
【17 瑠璃山井戸寺】 真言宗善通寺派 七仏薬師如来 徳島県徳島市
【18 母養山恩山寺】 高野山真言宗 薬師如来 徳島県小松島市
【19 橋池山立江寺】 山真言宗 延命地蔵菩薩 徳島県小松島市
【20 霊鷲山鶴林寺】 山真言宗 地蔵菩薩 徳島県勝浦郡勝浦町
【21 舎心山太龍寺】 山真言宗 虚空蔵菩薩 徳島県阿南市
【22 白水山平等寺】 山真言宗 薬師如来 徳島県阿南市
【23 医王山薬王寺】 山真言宗 薬師如来 徳島県海部郡美波町

/全88か所中

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by oluage_blog | 2011-09-25 23:27 | T-Onodera

お遍路6日目

6日目を迎えました。
明日は徳島経由で高知まで出ないといけないので実質今日が徳島遍路の最後になります。

当初の予定とはだいぶ違ってしまいましたが、徳島をすべて周るには今日のがんばりにかかっています。

今日は20番鶴林寺から山を渡り21番の太龍寺へ、そしてバスと徒歩で22番の平等寺まで行き、23番薬王寺のある日和佐まで行くことを目標にしました。

さぁ出発と意気込んだら、乗るべきバスを逃してしまいました。
バス停にはいたのですが表示がわかりにくく、目の前で見過ごしていたようです。

気付いた時にはもう遅く、次のを待つことに…50分待ちです。

9時30分、今度は間違いなく乗ることができ1時間ほどで目的地へ。
ここから山を上り鶴林寺を目指します。


約3.5キロ。ひたすら登ります。
今回の山もかなり過酷でした。

前回は少しずつ登っていったので身体も慣れてきて、水分もこまめにとっていたからでしようか。
今回はいきなり急な坂、傾斜もキツく一息つける所もなかったのでやっとたどり着い時の喜びもひとしおでした。


納経も済ませて飲み物を買おうと思ったらこのお寺には売ってないとのこと。
境内の水をお裾分け頂き、次の太龍寺を目指します。


ここから太龍寺は隣の山頂にあります。

6.5キロをいったん下り、また上りと、一回山登りをした身体には過酷です。しかし、気合いを入れて出発。

まずこんな傾斜を1.5キロ下ります。

a0216098_10461119.jpg

この写真では分かりにくいですがかなりの傾斜です。下るだけでも本当に疲れます。

一旦平地に出るのですが、ここからまた急な登り坂。上の写真のような登りが永遠と続きます。


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これは平地にでて橋を渡ったところ。これから過酷な登りになります。

向こうに小さく見える販売機、山渡りの間はここでしか飲み物を調達できません。本当に助かりました。


ひたすらの登りになりますが、所々このような場所が…疲れていても周りを見る余裕もでてきました。

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どこまでもつづく山道。先が見えなく段差も足が上がらなくなってくるほど疲れますが気力を振り絞り前に進みます。

最後は20mごとに休みを入れるほどの疲労困ぱい状態ですが無事に到着。


でも、これから山門まで400mあり、そこも急な登り坂でした。
ここまでくると写真を撮る余裕もなくなりました。

身体はガタガタになりましたが、最後は倒れるように到着。

手前の木の間からかすかに見える山からやってきました。


a0216098_10463510.jpg

納経を済ませて次に向かいますがここにはロープウェイがあり一気に下に降りられます。
次の平等寺へ行くにはこれを使ったほうが早いので1300円と高めではありますが使用。1時間以上かけて登った山を10分で下山。

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ロープウェイで下山して少し歩くとバス停。ここから平等寺近くまで行きます。

30程待たないといけないのでこの間に宿の予約。

目的地の日和佐には行けそうなので駅近くの宿を探し難なく宿確保。

するとバス停に初老の男性が。
見た目は地元の人ではなさそう。

挨拶をして話しをすると横浜から来ている方で、地元が香川県のため、連休で里帰りした合間に今までまわっていなかったお寺をまわっているとのこと。

その人とは目的の停留所は違いましたが私が降りるまで話しをして、お遍路についてアドバイスもいただきました。40分位でしたがこういう触れ合いも旅の醍醐味ですね。


さて、男性と別れバス停を降りるとあとは3キロほどひたすら歩きます。
4時を過ぎてやや陽が傾きかけてきました。
なんとなく秋の気配がしています。

歩き遍路道とは違った道なのでそれらしき人はみかけません。
普通の舗装路ですが標識もでておらず不安になりますが、とにかく歩きます。

途中、小学生らしき子供に「がんばってください」と声をかけられ、なんとも嬉しく思いました。


程なく看板が、30分程で最後のお寺に到着。無事に納経を済まして宿に向かいます。

まず、新田(あらたの)という駅へ出て日和佐へ。この駅も単線です。
辺りは少し陽が陰ってきましたがすぐに電車が到着。

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ここから約30分。日和佐に到着。海と山に囲まれた素朴な町で、ウミガメで有名らしいです。駅前には国道55号が通り、駅には「道の駅」も併設されている少しひと気の多い所です。


a0216098_10465267.jpg


宿に食事はないので駅前のコンビニでお弁当買って食べてチェックイン。

今日1日が終わりました。山歩きで身体のあちこちが痛いですがこれはがんばった証。思い通りにならないことも沢山ありますが、不自由なことも受け入れられるようになったのはこの旅のおかげです。
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by oluage_blog | 2011-09-25 12:24 | T-Onodera

お遍路5日目

5日目になってしまいました。

当初の予定とは随分違ってしまいましたがこういう状況にどう対応するのか、これもまた現代的な修行ではないか、と思うのですがどうでしょう?

さて今日は17番札所から19番札所までとなりますが、それからの20番21番はまた山に入ります。都合上、山は明日からにしたいので今日は3箇所、でも方角がちがうので少し厄介なのです。

まずは17番札所の井戸寺。JR高徳線の府中(こう)駅から徒歩15分ほどの所にあります。ここは難なく終了。

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この雰囲気、良い味出てます。

a0216098_8491021.jpg



本来ならこのまま電車で次に行けるのですが急に思いたち、徳島駅で下りてバスで向かうことにしました。

予め路線と時間は調べていたので間違えはありません。

徳島駅に戻りバスに乗り恩山寺前のバス停で下車して徒歩15分。
また微妙な高台にあるので上って行きます。ここも間もなく終了。


次は立江寺という所でここから約5キロ弱。1時間程度で着くはずです。
ここから道はほぼ平地なので訳はありません。

トコトコ歩きながら思います。4、5キロを歩くのは慣れてきた。人の順応力って凄いなぁ、平地なら何処までも歩けそう。


疲れがくる前に立江寺に到着。

a0216098_926821.jpg


この橋を渡るとすぐそこがお寺。本日の予定を終えました。


しかし問題が…今日は宿をとってなかったのでどうしよう。


とりあえず駅前に出ればなんとかなるかと思っていたら、なんと無人駅。
辺りは田んぼでした。


ここで悩んでもしょうがない。間も無く来た徳島行に乗り、原点へ。


そうです。ここでは全ての道は徳島駅に通ず、なのです。


なんとかなるさと駅に着きました。

まずは腹ごしらえして、目星の宿にアポイント。
しかし今日は3連休初日で簡単には取れません。

やむなく若干高めの宿にチェックイン。
やっとひと息つけたのは7時でした。

今日は早く休もうと思いますが、明日の予定をたてないといけないのでホテルのPCでひたすら調べもの。

とにかく効率的なアクセスを見つけないと先に進まないので、この作業は毎日の日課となっています。


明日のメドをたてて本日は終了。

あと2日、徳島最後の薬王寺まで頑張ります。


今日は私の誕生日でした。

家族と離れたところで迎えて、少し寂しくはありますが、人生において特別な日となりました。
みんなありがとう。もうすぐ帰るよ。
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by oluage_blog | 2011-09-24 08:26 | T-Onodera

お遍路4日目

4日目を迎えて計画通り進まない焦りがでてきましたが気持ちを切り替えて今日を始めます。

今日の最大の目的は焼山寺。昨日行けなかったルートではなく、バスを使ったルートで焼山寺を目指します。

徳島駅前からバスに乗り、寄井中というところまで行ってそこから徒歩で山頂を目指すのですが、そのバスの終点には神山高校という学校があり、朝のそのバスは通学バスとなっているようで学生さんが多く乗っています。

場違いなオッサンが1人、肩身狭くしていました。


バスは市街地から山に入り標高150mまで登ります。
バスを降りてからお寺まで、約500m登るのですがもはや軽登山。
帰りもまたここからバスに乗るため、時間に限りがあるミッションとなります。

天気は晴れ、やや風がありますが問題なく順調に進みます。
最初の半分は車用の舗装路をひたすら上るのですが、この辺りはまだまだ余裕。前3日の歩きで身体も慣れてきたようです。


1時間程で焼山寺入口に到着。これからが本番となります。

遍路道の入口から入るとすぐに急な登り坂。
約50m程登ると今度は鍋岩という大小の石が散らばる足場の悪い坂道になります。
とにかく足元に注意しながら登るのですが所々急傾斜になりキツイのなんの。

座って休む場所はないのでその場で立ち止まり息をつき、そんなことを繰り返しながら30分ほどで杖杉庵という少し開けた場所にでました。


そこで一休みしているとバイクに乗った男性が止まり声をかけてきました。

彼は埼玉から来たのだそうで、一度徒歩でひと周りしたことがあり、今はバイクで番外箇所を周っているとのこと。しばし話しをしてお別れしました。


お寺まであともう少し、気力を振り絞り歩み始めます。

これからは普通の山道となり、所々車道を横切りながら遍路道は続きます。

まだかまだかと上を見上げ、あと少し、もうちょっとと、自分を奮いたたせながら登って行くこと30分、かすかに鐘の音が聞こえ、お寺が近いことがわかると最後にまた急坂。


20mくらいの距離をふた休みして上がって行くとやっと参道の入口に到着。
バスを降りてからここまで9キロ、2時間の登山でした。

ただこの目的は参拝なので一通りを済ませてからやっと開放。自分が登ってきた山下を見ながらオニギリを食べました。

a0216098_23231863.jpg


ここで初めて恐れていたものを発見。
マムシ?

a0216098_23232278.jpg

あまり近くで写せませんでした。


さて、休憩して時間をみると帰りのバスには余裕で間に合いそう。
でも何があるかわならないので下山開始。

下りはまたツラく、体重がかかるのを抑えるために、膝と太ももにきます。
下るのにも技術が必要ということを身を持って知りました。


登りほどの時間もかからず中間点に到着。
自販機で買ったコーヒーを飲んでいるとこちらに向かって走って坂を上がってくる人が!

坂を上がり終えたところでご挨拶。

話しを聞くと徳島大学医学部の学生さんで、市内から30キロ走ってきたとのこと。
100キロマラソンに出るために走り込んでいるという彼としばらく話しをして、また30キロかけて帰る彼を見送りこちらも歩き始めます。


バスには間に合い計画通り、今度は13番札所の大日寺を目指します。

その後は16番札所の観音寺まで約5キロを歩き本日はお終い。
近くのバス停から徳島に帰ってきました。


ここまでは電車やバスなどの交通に関しては恵まれていて、20分以上待つということはなく乗れています。
都会の暮らしとは違う違和感は常にありますが、日常から抜け出して風土や文化が違うところに身を置き、いろいろなことを感じたり気付いたりすることもまた、修行の一環ではないかと思ったりもします。
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by oluage_blog | 2011-09-23 19:01 | T-Onodera

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